有酸素運動

効率のよい鍛え方有酸素運動
 
 有酸素運動とは、激しい運動ではなく、十分な呼吸をしながら行う運動のことをいいます。有酸素運動によって、血液循環が改善し代謝が良くなり、中性脂肪が下がり、善玉コレステロール値が上昇してきます。
 有酸素運動には、高脂血症・高血圧・糖尿病などの予防や治療などにも利用されます。ただし、有酸素運動をしすぎることによって、無酸素運動に変わってしまいます。運動の強さは、自分の能力の5割程度で軽く汗ばむ程度が適切です。脈拍が1分間に110〜120を越えない程度を基準とするのが理想的です。
 
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有酸素運動で効率のよいトレーニングを行おう!

◇有酸素運動について
 有酸素運動と呼べるのは、ウォーキング・ジョギング・エアロビクス・サイクリング・水泳などのことをいいます。ただし、これらの有酸素運動は、ただ、健康のために行うのならば、20分程度でもよいのですが、脂肪燃焼、いわゆるダイエット効果を得たい人は、20分以上運動をすることをおすすめします。最初のその20分間は、身体をあたため血流をよくしていることから、脂肪燃焼は、運動を開始してから、20分以上の時間をやらないとダイエット的には意味がないのです。
 
◇有酸素運動の効果
●ダイエット
有酸素運動をすることによって、体脂肪を燃焼させることができ、身体の有害物質なども、身体の外に排出することによって、シェイプアップ効果があります。
 
●肺の強化
有酸素運動で、大きく呼吸することによって、肺におくられる空気が増えます。そのことから、肺の機能が強くなるということにつながってきます。肺が強くなることで、脂肪燃焼もしやすい身体になっていくのです。 
●脂肪燃焼
有酸素運動で、脂肪燃焼することによって、中性脂肪などが低下します。
 
●血液循環
有酸素運動で、身体をあたため血液の循環がよくなり、体内血流が活発になります。
 
●持久力
有酸素運動で肺が強化されることによって、持久力がつきます。
 
●コレステロール
有酸素運動で、善玉コレステロールが上昇し、健康になります。
 
●ストレス解消
有酸素運動をすることで、身体の疲れやストレスを解消します。さらに、有酸素運動をすることで、身体全体の調子がよくなります。
 
●糖尿病予防
有酸素運動をすることによって、血液中に含まれるブドウ糖がエネルギー源として筋肉に吸収させることで、血糖値の上昇が抑えることができます。
 
●高血圧の予防
有酸素運動は、普段の血圧の上昇をコントロールします。コントロールすることによって、高血圧の予防や治療を効果的にすることができるのです。
 
◇有酸素運動と無酸素運動
 有酸素運動と無酸素運動の違いは、激しい運動かどうか?の違いです。この有酸素運動と無酸素運動のそれぞれの特徴を利用し、筋肉トレーニングを効率よく行うこともできるのです。
 激しい運動をしたほうが早く痩せるのではないか?と言われますが、実は違います。軽い運動を継続的に行うほうが体内の脂肪を効率的に燃焼させることができるのです。ただ、筋肉を鍛えるには無酸素運動が適しているのです。
 体脂肪を減らしつつ、筋肉トレーニングも行いたいのであれば、この有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることが大事です。組み合わせた運動というのが、サーキットトレーニングです。
 有酸素運動と無酸素運動を短時間に、交互に行うことにより、相乗効果によって、効率よく筋肉トレーニングができるのです。どちらか一方しか行わないのではなく、うまく両方を取り入れるほうが理想の体型により近づけるのです。
 
◇有酸素運動の効果を上げるには
 有酸素運動の効果を上げるのに、現在、“カフェイン”を飲むとよいとされています。有酸素運動をする30分前などに、緑茶やコーヒー、紅茶といったカフェインを飲むことによって有酸素運動の効率も上がってきます。有酸素運動には、もともと即効性はないので、継続して3ヶ月以上することが大切です。毎日少しの時間でも、身体を動かすことが重要なのです。有酸素運動をあなたの筋肉トレーニングにも組み合わせてみてはいかがでしょう。