筋肉について知ろう
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筋肉と聞くと、シルベスター・スタローンなどのムキムキマッチョなイメージを思い浮かべるかと思いますが、私達の身体には、まだまだ使われていない筋肉がたくさんあるのです。
使っていない筋肉は、いざ使おうと思っても思うように動かすことができず、筋肉痛になります。
日常で筋肉を使うことによって、体の健康にもよく、さらには、効率よく筋トレをすることで、美しい身体を作り出すことができるのです。
・骨格筋
・大胸筋
・大腰筋
・腹筋
・大腿筋
・大腎筋・中腎筋
・上腕二頭筋
・上腕三頭筋
・背筋
・表情筋
・三角筋・僧帽筋
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筋肉とは?
◆筋肉の種類
私達の身体には、筋肉を大別すると、“手の筋肉”“足の筋肉”“首の筋肉”などの意識的に動かすことのできる「随意筋(ずいいきん)」、そして、意識的に動かせない“内臓の筋肉”、「不随意筋(ふずいいきん)」があり、大きくこの二つに分けて考えることができます。
400種類以上ある筋肉の中に、「骨格筋(こっかくきん)」「平滑筋(へいかつきん)」「心筋(しんきん)」というものがあります。
骨格筋は、腕や足などの身体の骨格にあり、意識的に動かせる筋肉です。この骨格筋は、体重の約50%を占めている、重要な筋肉でもあります。
そして、平滑筋は、内臓を守り、内臓を効果的に動かす筋肉です。
心筋は、心臓を守り、心臓を効果的に動かす筋肉で、この2つの筋肉は、自律神経によってコントロールされています。
◆筋肉の働き
筋肉の大事な働きの中に、体温調節があります。筋肉を常に動かし続けることで、私たちの体温が平均的に保たれているということです。そして、この筋肉を動かすことによって、体温が上がると共に、血液の流れがよくなります。
そして、筋トレやダイエットなどのために、脂肪燃焼します。これは、基礎代謝、脂肪燃焼できるように筋トレすることによって、より効率よく脂肪燃焼することができ、長く運動をし続けるためにも大切な筋肉なのです。
さらに、筋トレすることで、骨密度も高くなり、身体が健康的になります。筋肉は、身体の中でももっとも大事な働きをしています。筋肉を動かすことは、人間には、それが当たり前なことなのです。
◆メカニズム
筋肉は、「筋繊維細」の集まりです。筋繊維の数は生まれた時から変わらず、増減することはありません。この一本一本の筋繊維が太ったり細ったりすることが、筋肉の有無になるのです。
また、筋肉を使わないからといって、筋肉が脂肪に変わってしまうことはありません。筋細胞と脂肪細胞は、もともと違う細胞なので、筋細胞が脂肪細胞になってしまうことはありません。
しかし、運動不足の場合、脂肪が累積し、筋肉が細くなってしまうため、あたかも筋肉が落ち、脂肪になってしまったかのように感じるのです。
◆二つの筋組織
筋肉には、2つの筋組織があります。「速筋」と「遅筋」です。
速筋は白っぽく見えるため白色筋とも呼ばれていて、瞬発力に優れた筋肉です。短距離やウエイトリフティングの選手達は、この速筋を鍛えています。瞬間的に最大限の力を振り絞る無酸素運動で筋トレを行えば、速筋が鍛えられ、筋肉が美しいマッチョ型の肉体になります。
遅筋は赤っぽく見えるため赤色筋とも呼ばれている、持久力に優れた筋肉です。
痩せるためにはこの筋肉を鍛えることが大切です。長距離ランナーはこの遅筋を使っているので、長い時間を走り続けることができます。遅筋を鍛えると脂肪を燃焼させ、痩せることもできます。しかも、ムキムキになることはない、スマートで締まった身体を得ることができます。