背筋
筋肉について知ろう>背筋
背中にある筋肉のことを総称して、背筋と呼びます。背筋を鍛えることで、男性としての貫禄をつけることができます。
その背筋をつかさどるものとして、広背筋・菱形筋・大円筋・僧帽筋・脊中起立筋などがあります。
しかし、鏡に向かっても見えにくい位置の筋肉であることから、最近は、背筋を鍛える方は少なく、どんどん衰えてる傾向があります。日頃使うことが少ない筋肉であるけれども、意識して筋肉を鍛えなければいけません。
:::::::::スポンサードリンク:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
背筋の役割
背筋の中でも、広背筋は腕を回す、振る、引くなど、肩関節を中心とした上腕の動きや運動に関与しています。
また広背筋を鍛えることによって大きな背中、厚みのある背中を作り上げるのです。後ろから見た時に「逆三角形」を形づくっている筋肉なのです。
背筋を鍛える
◆鍛えるメリット
背筋は、腹筋と合わせて行うことによって、ウエストの引き締めに効果があり、バランスのよい、締まったウエストを作り上げます。
腹筋が弱くなると、背筋に負担がかかり、背骨や腰を支えきれなくなることが腰痛の原因です。腹筋や背筋もまた、腰痛に関連していることから、背筋を鍛えることで、腰痛予防になり、正しい姿勢をつくることも可能になります。
◆鍛え方
背筋は腹筋と共に鍛えるというのが理想です。どちらかを一方だけ鍛えていても、どちらかに負担がかかってしまいます。
腹筋:背筋が、3:7くらいの運動比率になるのが理想的なようです。腹筋は、常日頃使うことも多い筋肉であるのに対し、背筋は、なかなか鍛えることができないからです。
背筋と腹筋をバランスよく鍛えることが、美しい体のラインを作る近道なのです。
しかしながら、腰痛持ちの方は、トレーニング方法にも注意が必要です。腰に負担のかかる運動は避けましょう。
◆背筋のトレーニング方法
●ベンドオーバーロー
両手にダンベルを持ち、背中を丸めずに上げ下げすることで、広背筋、大円筋、上腕二頭筋に効果があるトレーニングです。
●アームプルオーバー
仰向けになり、両手にダンベルを持って行います。広背筋、三角筋、僧帽筋、大胸筋に効果のあるトレーニングです。
●タッチトウズ
両手にダンベルを持ち、前屈を行います。広背筋、脊柱起立筋、大臀筋、僧帽筋に効果があるトレーニングです。
●プローンボディーアーチ
うつ伏せになり上体をそらせます。広背筋、脊柱起立筋、大臀筋に効果のあるトレーニングです。
●ヒップリフト
仰向けになり、腰を浮かせる動作をします。広背筋、大臀筋、脊柱起立筋に効果のあるトレーニングです。
◆背筋を鍛えるアイテム
●ダンベル
ダンベルを利用することで、より筋肉トレーニングの効果をあげることができます。
●チューブ
チューブの伸縮を利用することによって、より筋肉トレーニングの効果をあげることができます。
●バランスボール
バランスボールでのトレーニングによって、バランスのよい肉体を作り上げることができます。