ウエイトトレーニング

筋肉を鍛えるウエイトトレーニング
 
 ウェイトトレーニングは、筋トレの中でも人気の高いトレーニング法であるといえます。こうもウェイトトレーニングが持て囃されているのは、やはり「重い物を持つ」という行為自体に満足感を覚えるからではないでしょうか。また、ウェイトトレーニングには様々なやり方があり、無理しないように続けられるというメリットがあります。また、ダンベルを使用したウェイトトレーニングは、狭い場所でも出来るため家庭でも出来るという優れた利点があります。
 しかし、ウェイトトレーニングだけをしていれば良いと言う訳ではありません。ウェイトトレーニングは、主に瞬発力を司る速筋を鍛えるものです。この即筋は瞬間的に大きな力を引き出すことに長けているのですが、持久力に乏しい筋肉です。つまり、ウェイトトレーニングだけでは筋肉のバランスが悪くなってしまいます。
 
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家でできるウエイトトレーニング

 ウェイトトレーニングは、フィットネスジムなどに行かなくても自分の家で出来るのが大きな利点であるといえます。ここでは、主にダンベルを使用するウェイトトレーニングを紹介していきます。
 
◇腕・肩を鍛える
●ダンベル・カール
 ダンベルを使ったウェイトトレーニングとして有名なトレーニング方法です。これは、腕を曲げることでダンベルを上に持ち上げるトレーニングです。ダンベル・カールで鍛えられるのは、力こぶを作る上腕二頭筋です。
 
●ダンベル・プレス
 肩を鍛えるウエイトトレーニングです。これは、肘を曲げて手を頭の両側に置いた状態にして、腕を伸ばしながらダンベルを持ち上げるトレーニングで、三角筋・上腕三等筋・僧帽筋といった肩周辺の筋肉が鍛えられます。
 
◇背筋を鍛える
●ワンハンド・ベント・オーバー・ローイング
 ダンベルを使って背筋を鍛えるトレーニングです。ベンチや椅子などに片手と片膝を付いた姿勢を作り、肘を曲げてダンベルを脇腹あたりまで持ち上げます。このトレーニングでは広背筋が鍛えられます。
 
◇胸筋を鍛える
●ダンベル・フライ、ダンベル・ベンチプレス
 ダンベルで胸筋を鍛えるのに有効なのが、「ダンベル・フライ」「ダンベル・ベンチプレス」です。どちらも、ベッドやベンチのような腕を広げられる物に背中を乗せて行うトレーニング法です。
 「ダンベル・フライ」は、ダンベルを両手に持ったまま腕を広げた状態から、胸の上に両手を持っていくように腕を閉じます。
 「ダンベル・ベンチプレス」は、バーベルで行うベンチプレスのように、腕を曲げた状態からダンベルを胸の上に持ち上げていきます。
 これらのトレーニングは大胸筋を鍛えるだけでなく肩周辺の筋肉も一緒に鍛えることが出来ます。
 
◇足腰を鍛える
●ダンベル・スクワット
 足腰を鍛えるのに最適といえるトレーニングはなんと言ってもスクワットなのですが、両腕にダンベルを持って足腰にかかる負荷を増やすことで更に効果を増すことが出来ます。
 このトレーニングでは、大腿筋と脊柱起立筋を強化できます。特に脊柱起立筋は背中から腰を支える身体にとっても重要な筋肉なので、しっかりと鍛えておきたいところです。